共有名義の不動産は早めの対策を!

不動産を共有名義にされていると、所有者全員の同意がなければいけません。一人の方が勝手に分筆したり、売ったりすることが出来ないということです。よく、ご相談にこられるのが、疎遠になってしまた御兄弟と共有だけど、気にせず売ってくれとか言われます(笑)・・・疎遠になっているため、ご存命か否かもわからない場合だと、その御兄弟のご子息さんが相続しているケースもあり、人間関係にまで悪影響が出てきます。内内で決めた内容は法的には残念ながら認めては貰えないので、事前に共有部分の買い取り、贈与、共同売却、分割、交換の五つの選択肢の中から、お互いのご意向に沿ったプランをご検討いただくことを、お勧め致します。