時価よりも著しく低い金額での譲渡

ご親族同士の不動産売買だからといって、通常第三者間で取引した場合の価格より、著しく低い金額でやってしまうと、想定外の税金が発生するケースがあります。親族同士以外にも、同族会社関係者(役員・株主・従業員)と同族会社での取引。同族会社同志での取引。これらの取引は、時価より低い金額でやってしまうケースが多いと思いますが、あまりにも相場とかけ離れた金額は、結局時価との差額分に、贈与税等がかけられ、通常より重い負担になる場合もあります。身内だからということで、良心的に値決めすることは良い事と思いますが、あまりにもやり過ぎると、仇になる恐れがあるので、ご注意いただきたいと思います。