税制改正後の相続税申告状況

平成27年1月1日以後の相続については、それまでの「5,000万円+1,000万円✖法定相続人数」であった基礎控除が「3,000万円+600万円✖法定相続人数」と6割に引き下げられました。このため、初めての申告状況のハ発表は注目をあびました。

亡くなった方に対する課税対象になったケースの割合である課税割合は、8%となりました。前年比の1.8倍です。基礎控除額が減少したため、対象者が増えました。

また相続財産も土地が41.5%から38%に減少する一方で、現金・預貯金が26.6%から30.7%に増加しています。

今後、どのように推移していくのか、今後も注目されます。                 松山