今とその先を考える。

農地の売却をお考えの方のご相談を受けてまいりました。

還暦をお迎えになった相談者様は、お母様とお二人暮らしです。

これまでは元気なお母様が、お父様から引き継いだ自宅周辺の畑を一生懸命お守してきたそうです。

しかし最近、お母様も足腰が弱り、畑に行く気力も段々と薄れてきてしましました。

すると畑の草はドンドン伸びてしまって、近所の方に心配されることが増えてしまいました。

懸命に相談者様も草刈りをされているのですが、今後も続くのかと思うと、売却したほうが良いと判断されたそうです。

そして今の畑のことを考えていると、将来、一人になった時、今度は広い自宅はどうしたらいいのか、先のことも考えるようになったそうです。

跡取り様がいない状況なので、残しても仕方ないし、かといって売却した後で賃貸物件に入るのは年齢的に難しいのでは、などなどお気持ちをお聞きしました。

畑の売却をお手伝いしながら、今後も先の話のご相談に乗ることになりましたが、私も目の前のことだけではなく、先も考えていかなければいけないなあと思いました。

                                                 松山