「住宅ローンを借りる前に車をローンで買っても良いですか？」このような相談も多く質問されます。いろいろな事情（車検が近い、故障による買換え等）があるかと思いますが、可能な限り住宅ローンを借り入れした後の方が良いです！
理由は、住宅ローンの借入は可能ですが、借入できる金額が下がる可能性が高いからです。
金融機関の審査基準の目安に「返済比率」とういものがあります。年収に占める年間返済金額の割合です。
返済比率（％）＝年間返済額÷年収×100
年収400万円未満の場合「30％」、400万円以上の場合「35％」が上限としている金融機関が多いです。
例えば、年収400万円、住宅ローン毎月8万円（年間96万円）返済の場合、
96万円÷400万円＝24％
しかし車のローンを毎月4万円（年間48万円）の返済を借入した場合は、
（96万円＋48万円）÷400万円＝36％
おそらく融資不可となる可能性が高いです。となると・・住宅ローンの毎月返済額を下げる（借入金額を減らす）ことになります。
ただ・・ご注意して頂きたいことがあります。
「借りられる金額」と「返済できる金額」はイコールではありません！より幸せななるマイホームが生活を圧迫しては本末転倒です。ご自身・ご家族の将来設計を見据えて、借りても大丈夫な金額（返済額）を一緒に考えましょう！！
後藤
